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著名人コラム: コント集団 ザ・ニュースペーパー
社会派漫画だから、政治家に必要な教養が身につくんだよね。実は、「先斗町」の読み方も「課長 島耕作」で学んだんだ(笑) ザ・ニュースペーパーさん画像

著者の弘兼先生へ、気持ちのこもったメッセージです。

コント集団 ザ・ニュースペーパー

  • 福本ヒデさん(アソウ太郎)
  • 山本天心さん(タワラ総一朗)
ザ・ニュースペーパー 1988年に結成され、「社会風刺コント集団」として舞台を中心に精力的に活動中。歴代総理大臣の形態模写やニュースネタを素材にしたコントに定評がある。【公式HP】http://www.t-np.jp
――突然ですが、『課長 島耕作 模擬検定』を受けていただきます。
福本ヒデさん(アソウ太郎)――「おお。いこう、いこう。」

コントの途中でいきなり始まった模擬検定ですが、のっけから福本ヒデさん(アソウ太郎)のシマコーフリークっぷりが炸裂。対する山本天心さん(タワラ総一朗)は、この取材のために島耕作を読み始めたとか。

ザ・ニュースペーパーさん

「この問題は、奥が深いよ」と福本ヒデさん(アソウ太郎)のレクチャーがはじまる。

ザ・ニュースペーパーさんの心に響いたこの問題!
(下の解説は読まずにチャレンジしてみて!)

問題画像

正解

――「アイリーンが滝に向かってなんと叫んだか」という問題が印象に残ったということですが、それはどうしてですか?
福本ヒデさん(アソウ太郎)――「NYってのはさ、人種の坩堝で、人と人の結びつきがすごく弱いんですね。だからこそ愛が必要。島耕作はNYの道端でアイリーンという女性と恋愛関係になり、彼女にボブという黒人のステディがいるにもかかわらず、3人の関係は続いていく。これさ、ブロードウェイに日本の会社の看板もない時代ですよ。1ドルが100円になる日がくるなんて誰も想像しなかった30年前、島耕作は、NYのカルチャーというのを教えてくれたね。いや、ほんとすごい。」
山本天心さん(タワラ総一朗)――「一言言っていい?あんた目が生き生きしているな。政治活動じゃそんなとこ見たことない。僕はね、今四巻を読んでいるんだけど、斬新な始まり方に驚いたね。旅館での会長の死が見事に株のインサイダー取引の話につながって。検定本番までには、課長編全巻読んでおくよ。」
ザ・ニュースペーパーさん画像

「若手の皆さんも当時の日本をこれで復習しましょうね。」

――仕事だけではなく家族のドラマも描かれていますよね。ジーンとくることもあるのでは?
福本ヒデさん(アソウ太郎)――「家族のエピソードといえば……ほら、コスモス企画の五十嵐さん。父子家庭で、何かと我慢が多い子供に賞品のビデオデッキあげたくて、ゴルフコンペでズルをしたよね。そういうところが奥深いんですね。あと、島耕作の元上司・宇佐美さんが亡くなる前に、自分の隠し子が働く蕎麦屋に行って、ニシン蕎麦を食べながら泣いたシーンとか。こっちまで泣いたよ(笑)。島耕作も子供の奈美のことでは涙を流し、家族の不和にも悩むけど、場面が変わって会社のシーンになると、そんな素振りをみせずにキリッと仕事をしているんですよね。かっこいいね。」
――登場するのは魅力的な女性ばかり。究極の選択ですが、その中で一番は?
福本ヒデさん(アソウ太郎)――「ノリが良くて明るい典子ママですね。ちょっと男前なのに、「私も家庭が欲しかったわ」ともらすギャップとか。“ベッドシーン”では大胆にセーラー服を着てくれてなぁ。あれ、待てよ。忘れちゃいけない女性がもう一人いる。料亭「西紋」の女将のフクさん!潔癖なのに、裏があるんだよねぇ。島耕作がたまたま彼女の裸体を見てしまうというシーンは本当に衝撃的。ヌードが残酷なまでにリアルなの(笑)。」
――最後に12月の検定を受ける人にメッセージをお願いします。
福本ヒデさん(アソウ太郎)――「記念として、みんなに受けてほしいですね。「課長 島耕作」を読んだことある人はもう復習したくなるでしょうね。ってか、「課長 島耕作」読んだことない人っていないのではないですか?」
あなたにとっての島耕作とは?
私にとって島耕作とは大先輩である!何十年も島耕作という不真面目な大人をみてきました(笑)。これは貴重な経験です。ものすごく仕事ができるわけでなく、運に頼っているところが人間らしい。自分の人生と重ねあわせたりします。<福本ヒデさん(アソウ太郎)>
得点
10問中9問正解
読者歴
福本ヒデさん(アソウ太郎)――高校生のときから。
山本天心さん(タワラ総一朗)――おとといから。
きっかけ
福本ヒデさん(アソウ太郎)――ラーメン屋さんや、歯医者さんとかの待合室に島耕作が置いてあったこと。読み始めると没頭してしまい、ラーメンは伸びるわ、名前を呼ばれても気づかず待ち時間が長くなってしまうわ、なんてことが多々ありましたね。
山本天心さん(タワラ総一朗)――何を隠そう、この取材のために本屋で立ち読みしました。弘兼先生スミマセン。

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