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原作者:弘兼憲史先生からのコメント
弘兼憲史(ひろかね けんし) 1947年9月9日生まれ。山口県岩国市出身。1970年早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業に入社。退職後、74年にマンガ家デビュー。『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長 島耕作』で講談社漫画賞をそれぞれ受賞。『黄昏流星群』(小学館)では、文化庁メディア芸術祭優秀賞、日本漫画家協会大賞を受賞。07年、紫綬褒章受賞。

島耕作シリーズの第一作、『係長 島耕作』を描いたのは、1983(昭和58)年のことでした。東京ディズニーランドが開園し、NHKの連続テレビ小説『おしん』の人気が沸騰、夏の甲子園大会では1年生の桑田・清原のKKコンビが大活躍。日本経済がバブルに向かおうとする華やかな時代に、島耕作シリーズは生まれたのです。

それから、30年が経過しました。バブル経済は弾け、電機産業に「冬の時代」が到来。部長となった島耕作は、貿易会社、レコード会社への出向を経て、初芝電産の取締役、常務、専務となり、2008(平成20)年に社長に就任しました。

『課長 島耕作』は、のちにサラリーマンとしての成功を収める島耕作が、その礎を築く時代を描いた作品といえます。どこにでもいるような平凡なサラリーマンが、仕事への情熱に目覚め、デキる男へと変貌していく。島耕作は課長時代に、ビジネスマンとしてだけでなく、人間的にも大きく成長したのです。

そんな『課長 島耕作』が、このたび「検定」になりました。課長時代に起こったありとあらゆる出来事が、問題として出題されます。作者としても、「あれ、なんだっけ?」と頭を抱えてしまう難問ばかり。島耕作と同年代の団塊世代から、次代を担う若い世代に至るまで、ぜひとも挑戦していただきたいと思っています。

弘兼憲史

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